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【退場対策】株式と債券の最適な比率|米国への投資期間10年の場合

2017年から投資をしている30代の経済的自由太郎(@KRHBm9tMvIlF6He)です。

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一般論を話します。

上げ相場が続いていると、自分のリスク許容度を超えて株式を購入しすぎます。

しかし、下げ相場になるとリスク許容度を超えていることに気づき、慌てて優良株・ETF・投資信託を売ってしまう、いわゆる狼狽売りしてしまう人が多いです。

上げ相場では強気な発言をし、暴落おじさんを攻撃していた状態から、下げ相場では暴落おじさんがそれ見たことかと攻撃してきますね。

まだみたことはありませんが、下げ相場の最後は暴落おじさんすら意気消沈し、みんなが総悲観になるのでしょう。

はっきり言って狼狽売りが長期投資の中で一番の悪手です。

株は安く買って、高く売るのが基本ですが、狼狽売りは出口付近でない限り、高く買って、安く売る典型的なNGパターンだからです。

では、狼狽売りしないためにはどうすればいいのでしょうか?

答えの一つは下落に耐えられるような資産配分を行うということです。

この記事では、残りの投資期間10年の場合において、「リターン最大」「リスク(標準偏差)最小」「シャープレシオ最大」「ソルティノレシオ最大」となる確率が高い米国株式と米国長期国債の比率を検討していきます。

過去データからの検討のため、未来を予測できる訳ではありませんが、資産配分の決定に役立てると思います。

 

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【退場対策】株式と債券の最適な比率|米国への投資期間10年の場合

 

 

1.株式と債券の最適な比率【結論】

株式と債券の最適な比率【結論】

株式と債券の最適な比率表

米国株式と米国長期国債の1978〜2019年の過去データを用いた最適な比率の結論は上表です。

ETFで言うと「VTI」と「TLT」の組み合わせです。

(米国長期国債「TLT」と「BND」や「AGG」は全然別物ですので注意)

データは2010年〜2019年、2009年〜2018年、・・・・、1979年〜1988年、1978年〜1987年の33グループを検証しました。

33グループに対して、「リターン最大」「リスク(標準偏差)最小」「シャープレシオ最大」「ソルティノレシオ最大」となる株式比率を見ていき、数えた結果です。

株式比率は10%ごとに見ています。

合わせて1978年〜2019年の間にその比率にした時のドル建ての最大ドローダウン(最大下げ率)を載せました。

投資期間が10年程度と比較的短い時間を想定している場合は、リスクのことを考えると債券を厚めに持っておくとよいでしょう。

30〜40%の株式比率にしておくと落ち着いた気持ちで投資ができるのではないでしょうか?

リターンを重視する場合においては、やはり株式比率を100%にした方が最大になる確率は高くなります。

ただし、2018年のクリスマス暴落や2020年のコロナショック(2020年3月段階継続中)で退場者が出ているということは目先の下落への耐性は思ったより低いと考えて、債券を少しでも入れておくのが基本かなと思います。

上昇時には株式100%がいいもしくはレバレッジが最強と誰でも言うものですが、実際には個人個人で目標額・投資期間・リスク許容度があるものです。

下降時に自分のポートフォリオがどの程度下落する可能性があるかは計算で想定できます(年率平均リターンー3×標準偏差)。

次からはそれぞれの比率結果を詳しく見ていきます。

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2.株式と債券の最適な比率【根拠データ】

株式と債券の最適な比率【根拠データ

ここでは「リターン最大重視」「リスク最小重視」「シャープレシオ最大重視」「ソルティノレシオ最大重視」の1つ1つの項目についてデータを見ていきます。

2-1.株式と債券の最適な比率〜リターン最大重視〜

株式と債券の最適な比率〜リターン最大重視〜

上グラフが1978年〜2019年での投資期間10年の33グループに対する株式比率とリターン最大回数の関係です。

結論でも書いた通り、株式比率100%にすれば、リターンが最大になる確率が高いです。

そして、株式比率60%以上にしておけば、73%の確率で株式比率50%以下よりリターンが最大になる確率が高くなります。

この結果から考えるにリターンを高くしたかったら、投資期間10年程度の場合は、債券を入れるにしても株式比率は60%以上にすべきと言うことです。

ただし、下の表のような最大ドローダウン時(ドル建て)に狼狽売りしない事が前提です。 

株式比率と最大ドローダウン

最大ドローダウン時に自分が狼狽売りしそうだな・・・と思う人は無理せず、次以降の株式比率にした方が無難です。

ブロガーやインフルエンサーは無責任に色々いうものですから、参考にするにしても真に受けず、自分で考えて決定した方がいいと思います。

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2-2.株式と債券の最適な比率〜リスク最小重視〜

株式と債券の最適な比率〜リスク最小重視〜

上グラフが1978年〜2019年での投資期間10年の33グループに対する株式比率とリスク最小回数の関係です。

ここでいうリスクとは標準偏差、つまり平均リターンからのばらつきです。

ばらつきが小さければ、平均リターンになる確率が高くなります。

一番回数が多いのは、株式比率20%の時ですが、株式比率40%の時と1回しか変わりません。

株式比率をあげた方が基本的にはリターンは高くなりますから、株式比率40%の方が効率は良さそうです。

そして、32/33=約97%の確率で株式比率20〜40%の間に収まります。

ちなみにですが、長期スパンで見ている経済的自由太郎としては、このリスク最小はそこまで重視するべきところではないかなぁと思っております(勉強不足)。

勉強不足なので、ROKOHOUSE様の2記事を関連記事としておいておきます。

自分なりに解釈ができた時に記事を書くかもしれません。

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現時点で自分が理解しているのは少なくとも元本割れ確率が低くなるというメリットがある程度かなと。

投資期間が長くなればなるほど、元本割れ確率は低くなる傾向があるので、投資期間が短い人はリスク最小も視野に入れるといいかもしれませんね。

また、使い方の1つとしては、リスク最小にしておき、レバレッジを大きく掛けて、比較的安全にリターンを狙うということでしょうか。

リスク最小でレバレッジを掛ける手法はレイダリオの手法と似ています。

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2-3.株式と債券の最適な比率〜シャープレシオ最大重視〜

株式と債券の最適な比率〜シャープレシオ最大重視〜

上グラフが1978年〜2019年での投資期間10年の33グループに対する株式比率とシャープレシオ最大回数の関係です。

シャープレシオとはいわゆる、リスクに対してリターンが効率的かどうかを測る指標です。

シャープレシオが高ければ、リスクあたりのリターンの効率がよくローリスクハイリターンとなります。

一番多いのは株式比率40%の時で、約70%の確率で株式比率30〜60%の間に入ります。

投資期間が少ない場合においては、株式比率を下げておいた方がローリスクハイリターンを達成できるという結果ですね。

ちなみに可変レバレッジドポートフォリオは、シャープレシオ最大の株式債券比率のところでレバレッジを掛けるという考え方です。

もっと長期の歴史で見ると、シャープレシオ最大のポイントは株式比率60%のところらしいので、株:債券=60:40にレバレッジを任意で掛ける方法です。

(レバレッジETFが廃止になるかもしれないとtwitter上ではささやかれているので、可変レバレッジドポートフォリオができなくなるかもしれません・・・経済的自由太郎のセミリタイアの夢が・・・ )

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2-4.株式と債券の最適な比率〜ソルティノレシオ最大重視〜

株式と債券の最適な比率〜ソルティノレシオ最大重視〜

上グラフが1978年〜2019年での投資期間10年の33グループに対する株式比率とソルティノレシオ最大回数の関係です。

ソルティノレシオはあまり聞きなれない人が多いかもしれません。

投資の世界でのリスクとは標準偏差のことだというのはある程度わかっていると思います。

標準偏差は、上にも下にもばらつきます。

でも、皆さんもそうだと思いますが、上にばらつく方は嬉しいですが、下にばらつく方は辛く目を背けたくなりますよね?

ソルティノレシオは、上にばらつくリスクを無視して、下にばらつくリスクとリターンの関係を測る指標です。

下落を怖がる人間にとっては、ソルティノレシオを参考にした方が安全に資産運用できそうです。

一番多いのは株式比率30%の時で、約79%の確率で株式比率20〜50%の間になります。

シャープレシオの時より株式比率を10%分下げた区間がいいようですね。

2018年12月や2020年2月の下落を怖いと思って、狼狽売りした方かつ目標までの投資期間が短い方は、ソルティノレシオ最大の比率まで株式比率を下げて下落をやり過ごすのがいいかもしれません。

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3.株式と債券の最適な比率(投資期間10年)のまとめ

株式と債券の最適な比率(投資期間10年)のまとめ

結論を再掲載すると、下表になります。

株式と債券の最適な比率(投資期間10年)表

データ上は上のようにすると確率が高くなりますが、上記を踏まえて投資期間10年の場合の経済的自由太郎のオススメを下に書いておきますね。

下落の事は無視でリターン重視:株式比率100%

下落は怖いけどリターンがなるべく欲しい:株式比率60%

下落が怖いのでリターンそこそこでよい:株式比率40%

下落が怖く自分の資産額の減りを見たくない:投資をやめ、副業でもして入金力を上げる

2020年2月の様子を見てみると、「これから下落しまーす」というのをわかる人間はほとんどいなかったです。

違和感があるという人はもちろんいましたが、違和感をもって現実に投資方針を変えた人間はいなかったです。

また、2019年から暴落に備えて現金比率を高めていた人はいますが、下落直前のタイミングで逃げられた人はいません。

唯一判断材料があったとすれば、テレビで米国株が熱いと報道されていたり、レバレッジETF利用者が増えてイキっているというところでしょうか。

とにかく株式投資では、資産が一時的に下落するのは当たり前の世界なんです。

そんな世界に足を踏み入れているのに短期的な下落が怖く自分の資産額の減りを見たくないという人は本当に株式投資をやめた方がいいと思います。

投資をしなくても今は副業で稼いだりして、入金力を上げ節約すれば、老後の2,000万円くらいは余裕でしょう。

入金力をそこそこでリターンを得たいと思ったら、リスクを背負う覚悟が必要です。

下落が怖いという気持ちに耐えられた人間だけがリターンという果実を得られるということをよく頭に刻んで投資を行うのがいいでしょう。

結局世の中は等価交換です。

ただ、リスクをなるべく小さくリターンを上げたいというのは誰もが望むところですね。

そんな時に株式と債券の比率を検討するというのは有力な選択肢です。

この記事がそんな皆さんのお役に立てればと思います。

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